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machi

 

 

 

 文京区に移り住んで6年になります。古くから人が住み育んできた町の趣きが、とても気に入っています。

 ところがこの6年間に、二人の子どもを育てながら働いている我が家を直撃する問題が、2つも起こりました。公立保育園の民営化問題と、小・中学校の将来ビジョン(素案)です。

 区政の方針が根拠と見通しとともに語られていれば、痛みがあっても納得もします。でも区に問い合わせたり、区との協議や意見交換の場に参加して分かったのは、問題は分析されておらず、根拠となるデータは示されず、見通しは漠然としていて、施策の比較検討の跡もない、ということです。

 もともと文京のこの地域が持っている歴史や文化の素晴らしさと、そこで行われている区政との間に、大きなギャップを感じました。

 一方、この問題に対して区と対峙したのは、大切な子どもたちや地域社会のために行動する、素晴らしい人たちでした。必要なデータが何かを示し、調査・収集・分析し、シミュレーションを行い見通しを立てる。より良いものを根拠とともに選択する。それを、自分の知識や技術や時間や労力を出し合って、瞬く間にやってのける。穏やかに粘り強く交渉する。

文京区には、利用者でありスポンサー(納税者)である区民として、素晴らしい人たちが住んでいます。この力を、区の案をくい止めるのに使うのではなく、案そのものを作ることに向けられたらどんなに良いでしょう。

 私達が既にやっている、利用する、お金を出す(納税する) 、に足りないこと、それは当事者として区政に参加することだと思いました。参加するには仕組みが要ります。区民が参加しやすいように、区政の仕組みを変えていかなくてはなりません。

ここは私たちの住む「まち」です。かけがえのない子どもたちがいます。「まち」の元気を一緒に守り育てていきましょう。

2007年4月

 

 

公職選挙法により、選挙期間中の政策や公約の流布は厳しく制限されているため、
このホームページは、私の心情や、なぜ普通の会社員が立候補に至ったかなどを知っていただくために開設しています。

 

 

 

 

 

 

 

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